みずたま日記
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2010.11.06 Sat*

どうして震えてるの、寒いの、と聞かれて、そうじゃないけれど私はときどきこんなふうに震えてしまうんだと言うと、彼女は私の右手を両手で包んでくれた。白くてひんやりして夢のような指、
私は自分をカタツムリみたいだとおもった、殻を失ったカタツムリ、だからいつも震えている、痛みと羞恥に、でも殻を失くしたことなんて言わなければわからないのだ、だって私はナメクジの群れの中にいるから…でも自分はわかってる、自分がナメクジではないことを。だからいつもそれを誰かに指摘されそうで怖くてでもそれだけが私のよりどころなんだ、でももしかしたら自分もナメクジなのかもしれない、幻想かもしれない、でも幻想がなければ人は生きられない。
ばかみたいな考え、笑っちゃう、

どうしたの、とまた彼女が言う、

ばかみたいだけど自分がカタツムリみたいだと思って、

私にはあなたがカタツムリには見えない、かわいらしい女の子に見える、

彼女は言う、なんでそんなことを言うんだろう?私はうつむいてしまう、「幸せになりたいと思ってほしい」、彼女は言う、どうして、私のことを何も知らないのに…
私はまだ震えていて泣いてしまった。
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